2020年10月25日日曜日

Magic Lantern about MLV or .dng or .psd(基本データの保存についてのメモ)

  このシステムの表現性能は画期的である反面、あまりにもデータを食いすぎる。
 撮影時はMLV、そして.dngと音声に分解、そして.psdに変換後に動画編集へ移行。編集後に出力。工程としては、通常の.movもしくは.mp4よりも倍以上の物理的な量と、時間を必要とするので、主に時間的な制約がある場合は実用性が薄くなる一方である反面、前述の記録フォーム後の配色コントロールでは限界があるのも事実。
 何より、.dngから.psdへの返還作業中の色補正は、もしかしたら編集時のAdobe Premiere proよりも良いのかもしれない・・・と思うことが時々ある。まあ、ここは各自の好みの問題なので実用時の感触で判断していただきたい。

 で、本題。
作業終了後のデータ保存の方法である。

 現在、8k等の再生規格が大きくなるにつれデータも大きくなってきている分、保存を検討するにあたって、それなりの外部記憶装置を選択せざるえない状況になっているわけで、決して当事者が望まない事は十分理解しているが、何せ発生した物は仕方がないので、とりえず保存。そしてそれが重なり、いつしかgbからtbへと単位をあげており、既に8tbが4つ目に差し掛かっていながら、十分な確保に至っていない。

 このまま無制限に保存は絶対に無理である。

 ということで、2020年10月現在、以降の必要事項の保存には.dngと音声その他を中心に、他は削除で対応を試みることにした。主な理由は

・発色原版が大事であって、動画である必然性は薄く、もちろん撮影時のデータはきちんと保存しておく事が大前提だが、長期的に見て.mlvが一般化する可能性は薄いと考えられる。

・.psdは変換次第での量の増加が予定以上にかさむため、その都度面倒ではあるが、その時点でのベストに委託する時間を保存庫と天秤にかけた場合の個人的な見解である。

 結果、保存環境は3/1程度の圧縮に成功。
ただ、再度編集等が完全完了するまでは、あくまでそのままの状態で保存になるわけだが、先々の過去資料用の保存であれば、おそらくこれでよいはず、なのだが。

 編集時のトラブル用にレイドは・・・と言われたが、正直、編集時に8tbをレイド化するメリットは薄い気がするし、何よりも編集速度の問題が大きく、編集は基本SSD上で、並行での保存はHD(もしくはレイド仕様のそれ)で良いのではないかと思っている。


 とりあえず、メモ程度の記事で今回は終了。

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